お酒造り
sake brewing
地元 六人部の酒米でつくる
![地元 六人部の酒米でつくる](https://towa-shuzou.jp/wp-content/themes/towa/img/06_お酒造りについて/01_IMG_7412.jpg)
「酒蔵を復活する」そう決意したとき、地元の営農法人に酒米を作れないかと相談しました。
酒蔵の仕込み水と同じ水系の水で育ったお米で酒造りがしたい想いがあったからです。
難しいことであったのに即答で作ると答えてくださったことを今でも感謝しています。
そこから始まった地元上六人部での酒米づくり。
経験のない中での酒米の作付けは難しく、毎年試行錯誤をしていただき、よりよい原料米を届けていただいています。
日本酒の出荷量が酒米の作付量に反映し農地の保全につながることから
自然豊かな六人部地域を守る一助になりたいと考えています。
上六人部から始まった酒米の契約作付けは下六人部、委託ではあるものの中六人部にも広がり六人部地域の酒米による
日本酒が全国へと販売されています。
小仕込みによる製造、テーマで醸す純米酒「六歓」
女性一人で始める覚悟で志した酒蔵復活。
そのため総米 500 kg以下の仕込みに限定して
機械に頼らない杜氏を中心とした蔵人の手作業で製造しています。
搾りは昔ながらの木槽(きぶね)で優しく袋しぼりをしています。
仕込みが小さい分すべての仕込みで配合が違い、
お客様の飲みたいシーンに合わせた商品造りをしています。
中でも純米酒シリーズ「六歓」はテーマを設け、
そのテーマを膨らませて酒質設計を行っています。
ラベルデザインも酒質を決める重大な要素です。
型染作家の弓場直子さんにデザインをお願いし、
テーマに基づいた酒質や当社の想いを表現していただいています。
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毎年新たなチャレンジを
![](https://towa-shuzou.jp/wp-content/themes/towa/img/06_お酒造りについて/03_IMG_2144.jpg)
古くからの製造方法である山廃酒母や生酛へのチャレンジや
高温糖化酒母の配合を自社に併せて変更するなど
毎年新たな手法に取り組んでいます。
酵母、麹、原料米、製造方法の組み合わせは無限大。
よりよい味わいを求めて日々挑戦していきます。
杜氏について
About Toji
![杜氏について](https://towa-shuzou.jp/wp-content/themes/towa/img/06_お酒造りについて/04_0326_東和酒造014.jpg)
今川純
昭和 55 年京都府福知山市に、酒蔵の長女として生まれる。
大学は法学部を卒業。家業整理のため酒蔵へ入社し、
酒蔵復活を目指して各地で修行。平成 23 年に自醸復活を遂げる。
平成 24 年 純米酒シリーズ「六歓」製造開始。
平成 29 年 厚生労働大臣認定 一級酒造技能士 取得。
平成 30 年 丹波杜氏初の女性杜氏に認定。